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学部・提携大学院

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提携大学院


本学では2024年度より埼玉工業大学内に提携大学院を設置いたします。

・名称:埼玉工業大学大学院 工学研究科 情報システム専攻 ヘルスケア科学教育研究分野
・取得可能学位:修士(工学) もしくは修士(学術)のどちらかを選択
・ヘルスケア科学教育研究分野の特色
「生体としてのヒトだけではなく、心、感情、尊厳を持つひとの構造と機能を維持、改善、修復するテクノロジがヘルスケア科学である。ヘルスケアには医療、看護、健康、リハビリテーション、介護など幅広い領域が含まれる。一方、医療現場、治療や計測装置にはICTやAIが組み込まれ、新しい知識が求められる。ヘルスケア科学教育研究分野では、工学、医学および看護の基礎・応用の知識に加え、テクノロジの力によりひとの健康とQuality of lifeを保つこと、病気の予防、診断、治療、そして、患者や家族、支援者の気持ちであるヒューマンケアの理解を組み合わせられるよう研究体制を取っている。」
・本教育研究分野の狙い:看護、理学療法、管理栄養、臨床工学の卒業生、関係者にもわかりやすく、研究の基礎能力を育成できる教育を行います。これからの医療、看護、健康分野などで求められる一歩進んだ知識と研究に取り組むことができます。

出願資格(抜粋:詳細は募集要項を参照)
一般
・学校教育法第83条に定める大学を卒業した者及び2023年3月卒業見込みの者
・学校教育法第104条第4項の規定により、学士の学位を授与及び2023年3月までに授与見込みの者
・本学大学院において、個別の出願資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22歳に達した者及び2023年4月1日までに22歳に達する者
社会人特別選抜
・上記の出願資格を有する者
・受験を希望する教育研究分野と関連した職務等において2年以上の実務経験(パート、アルバイトを除く)があり、その職務に従事している者


学費等納入金(2023年度の情報を記載)
項目 全額納入の場合
(入学手続時)
分割納入の場合
入学手続時 後期 *2
入学金 *1 250,000円 250,000円 0円
授業料 前期課程 800,000円(年額) 400,000円 400,000円
後期課程 300,000円(年額) 150,000円 150,000円
前期課程 1,050,000円 650,000円 400,000円
後期課程 550,000円 400,000円 150,000円
*1.入学金は入学時のみの納入となります。
【博士前期課程】埼玉工業大学卒業生(卒業見込者を含む)は、入学金を免除します。
スケジュール
2024年3月:大学院入試:推薦・社会人特別選抜入試(推薦基準等は今後決定されます)
2024年4月:入学(2024年度入学)
2026年3月:修士課程修了

単位の履修
・特別演習、特別実験は研究室での活動となります。
・特論は情報システム専攻に2年間に配分された講義(本学教員から8コマ)から7コマ以上修得
科目 単位数 望ましい修得単位数 備考
特別演習Ⅰ~Ⅳ 各1単位 4単位(注1) 各研究室でのゼミ、輪読、勉強会などです
特別輪講Ⅰ~Ⅳ 各1単位 4単位(注1)
特別実験Ⅰ・Ⅱ 各4単位 8単位(注1) 修士論文研究活動です
特論 各2単位 14単位以上(注2) いわゆる講義科目です

修了要件
①大学院に2年以上(4年以内)在学したこと。ただし優れた業績を上げたと研究科で認めたときは1年以上の在学とする。
②修了までに必要な学費及びその他の費用全額を納入したこと
③修士論文の審査及び最終試験の合格の他、上記の30単位以上を習得すること。


研究体制
大学院では、1人の指導教官を決め、しっかりとした研究指導が行われます。そのため、自分の研究内容などから指導教官を選びます。
特任教授・特任准教授・特論担当教員のご紹介
担当教員 研究内容
大坪 茂 教授
専攻分野:血液浄化療法
研究テーマ:
1。 血液透析患者における新型コロナウイルス感染症
2。 間歇補充型血液透析濾過 (I-HDF)
東都大学関連の医療施設の多くは、血液透析療法を行っており、血液透析に関する研究をしている。例として、血液透析患者における新型コロナウイルス感染症や間歇補充型血液透析濾過 (I-HDF)についてなど、血液浄化療法に関する臨床的な研究に取り組んでいる。
湯舟 邦子 教授
専攻分野:助産学、看護学
研究テーマ:
1。妊娠期のストレス尺度の作成
2。妊娠期から産後の女性のうつの実態に沿った援助
妊娠期から産後の女性とパートナーのストレスや抑うつ状態の実態をいかに詳細に具体的に把握できるかというツールの開発に着目している。近年の社会環境の変化や国の施策による生活環境の変化からの影響も取り入れた支援を考えていきたい。思春期から老年期までの女性が健康的な生活を維持するための身体機能のあり方、精神構造のあり方を考える。
山下 和彦 教授
専攻分野:医工学、情報通信工学、高齢者福祉工学
研究テーマ:
1。 ICTを用いた手術支援システムの開発
2。足部骨格の3次元解析システムの開発
3。ICTを用いた足部と歩行・生活のモニタリングコホート研究
ICTを用いたメディカル、ヘルスケア、Wellbeingに着目した支援システム、計測システムの開発に着目している。開発するだけではなく、研究フィールドで実践的に導入し、評価指標とエビデンスの構築までを行う。ヒトが得意とすること、システムの役割、人間の行動の変化までを視野に入れ研究を行っている。
河辺 信秀 教授
専攻分野:リハビリテーション医学、足病医学、理学療法学
研究テーマ:
1。 足病のフットウエア評価機器の検証
2。足病治療支援のための治療機材開発と検証
3。リハビリテーション支援機器の開発
リハビリテーションおよび足病治療における治療の標準化を達成することを目的に、評価機器、治療機材の開発、検証を実施している。我々の研究の大きな特徴は、臨床現場における検証を中心としていることである。
濵口 淳 准教授
専攻分野:臨床工学、体外循環医学、医療人間工学、医療安全管理学
研究テーマ:
1。操作者と医療機器の相互関係モデルの構築
2。医療機器操作者を支援するシステムの開発
3。医療技術のクロストレーニング手法の評価
医療機器の操作においては、知識や技術を持っているだけではなく、状況に合わせて知識を如何に使うかということが重要です。本研究室では、医療機器が発する情報を操作者はどのように理解し操作しているのか、「操作者が考えていること」に着目し、操作者と医療機器の相互関係について研究しています。そして、医療機器を安全に使用するために、操作者を支援するシステムの開発を目指しています。


特論担当教員
担当教員 研究内容
河江 敏広 准教授
専攻分野:リハビリテーション医学、理学療法学、運動生理学
研究テーマ:
1。 運動時の呼吸・循環・代謝に関する研究
2。 生活習慣が運動機能に及ぼす影響に関する研究
3。 他動的運動機器の開発と効果検証
運動は医学の中において一治療手段として認識されている。その一方で、運動中の生体反応は明らかにされていない点が多い。当研究室は未だ解明されていない運動時の生体反応を明らかにしつつ、その成果を健康増進ならびに各疾病に対する重症化予防に応用することである。
遠藤 悠介 講師
専攻分野:バイオメカニクス、リハビリテーション工学、スポーツ医学
研究テーマ:
1。 人工筋肉アシストスーツの開発と効果検証
2。 モーションキャプチャと表面筋電図を使った身体運動解析
3。 膝前十字靭帯損傷メカニズムの解明
モーションキャプチャや表面筋電図などの身体計測技術を基盤とした、ヒトの身体運動の解析研究を行う。また身体運動解析を用いて、人工筋肉素材を利用した支援機器の開発と効果検証や、アスリート特有のスポーツ外傷の受傷メカニズムに関する研究を行っている。