2026.03.09お知らせ
「AI」利用に関する再度の注意喚起について
近年、人工知能(AI)の進化は著しく、学習を含む教育、研究分野をはじめ広くAIが使用されています。AIが情報を集め、新しいコンテンツを作る生成系AIも盛んに使われています。こうした中、大学における学習や研究における生成系を含むAIの利用に当たっては、適正な使用が求められます。令和5年9月25日に、「Chat GPT等の生成系AI利用に関する留意事項」を発信いたしましたが、ここに再度AI利用に関する注意喚起をいたします。AI、生成系AIに限らず情報通信技術を活用した学習において十分に留意してください。
自分が責任持って作成する。
〇論文・課題・レポート・記録等は、自分が責任を持って作成するものです。生成系AIによって作られた文書を使用することは、自分で作成した文書とはみなされません。参考とすることはできますが、文書は自分が責任を持って自らの言葉で書かなければ、作成者の文書とはみなされません。AIは著者にはなれません。
〇文書にはしばしば著作権があり、生成系AIで作成された文書を利用することが著作権の侵害とならない保証はありません。自分の文書として生成系AIの文書を使って剽窃(他人の文を無断で盗用)が明らかになった場合、作成者はもちろん、もし共著者がいれば共著者も不正とみなされるので他者に迷惑をかけることになります。
根拠について自分が責任を持つ。
〇生成系AIは、ネット上の情報を適宜集約しそれらしい文書を作成してくれますが、
その信憑性は保証されません。根拠となる情報についても示されません。文書の作成には、述べていることに対する責任が伴います。責任を持つためには根拠となる情報、文献などが明確でなくてはなりません。
〇情報の確かさについても生成系AIは保証しません。数年前の情報に基づく回答がなされる場合もあり、最新の確実な情報ではない可能性もあります。
不正な使用は行わない。
〇試験など使用が許されていない状況において生成系AIで解答を行うことは不正行為です。
個人情報・機密情報を漏洩しない。
〇生成系AIは、質問される内容を取り込んでAIが学習する場合があります。質問者から発する情報に個人情報や現場での機密情報が含まれると、それらの情報がどのように利用されるか制御できません。AIは、利用者が情報の取り扱いに留意し、利用しなくてはなりません。
これらの注意点は、必ずしも生成系AIの利用だけに当てはまるものではなく、文書作成、
情報発信全般に共通するものですが、AIの進化・普及により学生が特に注意すべきこと
としてここに喚起いたします。
東都大学
学長 吉岡俊正