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管理栄養学部


授業紹介


4年間で余裕を持って確実に国家試験に合格する栄養ケアのエキスパートを育てる特色あるカリキュラム

調理学実習Ⅰ・Ⅱ


調理学の理論とともに、栄養面の配慮がなされ、安全で嗜好性の高い調理について実習を通して修得を目指します。
計量や成形などの非加熱調理、湿熱や乾熱の各種加熱調理、調味法、盛り付けなどの基礎的調理方法と食品の特性や調理性に基づいた合理的な調理技術を学び、必要な衛生管理についても実践を通して学びます。

キャリアデザイン

栄養専門職としての栄養士・管理栄養士の役割を把握し、専門職者として社会に貢献する使命を理解します。
また栄養・食の専門家・実践家になるための第一歩として、管理栄養士の職種の多様性とそれぞれの現場の最前線に学び、自己分析・コミュニケーション演習をとおして、卒業後の目標設定ならびにそれに向けた大学生活の取り組みを考えます。


食品学実験

化学実験の全般的な基礎知識と基本的な実験操作を習得し、講義で学ぶ各種の食品成分に関する知識と理論を、実験を行うことによってより深く理解することをねらいとしています。まず化学実験の基礎知識について学び、次いで、試薬の調製方法、器具類の安全かつ正しい取り扱いを習得したのち、いくつかの食品を用いて成分の定性法及び容量法などの実験操作を学んでいきます。

微生物学実験

微生物学の講義で習得した知識を基にして、微生物を取り扱うための基本操作(培地の調製法、形態観察、培養法など)、生化学的性状、病原性などを調べて微生物について理解を深めます。具体的には、微生物の顕微鏡観察、食品中の生菌数、乳酸菌、大腸菌群の同定などの微生物実験に関する基本的な技術を身につけます。


生化学実験

小動物(ラット)の血液を試料として生化学検査(血糖、中性脂肪、総コレステロール、HDLコレステロール、総タンパク質、アルブミン、トランスアミナーゼ)を行うことによって測定値のもつ精度と栄養学的意義について学びます。同時に肝臓に含まれる量との違いについても比較します。また酵素活性に及ぼすpH、温度、基質および補酵素の影響および酵素の反応速度についても学びます。

食品衛生学実験

特定給食施設の衛生管理を身につけることを目的に、環境、調理器具、飲料水および食品から細菌を採取・培養し、その汚染状況と改善方法について公定検査を通して学修します。また、消費者が忌避する食品添加物である着色料・保存料・発色剤について、実際の添加物使用状況を知るとともに、ADIと摂取量との関係について理解する実験授業です。


給食経営管理論実習

利用者の身体状況、生活習慣、食事摂取状況に基づいて給与エネルギー量と給与栄養素量を設定して食事計画を立案、定められた作業区域・時間・作業人員内で調理作業を計画し、実際に給食を提供することによって給食運営の手法を学びます。また、実習をとおしてマーケティングの原理や応用を理解するとともに、組織管理などのマネジメントの基本的な考え方や方法を修得していきます。

臨床栄養学実習

提示された症例(具体的には糖尿病、高血圧等)について、栄養ケアプランの作成に必要な情報を整理し栄養アセスメントを行います。作成した栄養ケアプランに基づく食事計画を展開食で作成し、実際に調製し試食し、対象者のQOLに適した栄養素量やバランス、および形態が考慮されているか評価できることを目指していきます。

臨床栄養学Ⅱ

疾患・病態の成立および予防と治療に栄養がどのように関係しているかの機序を学び、どのような栄養学的治療手段がもっとも適切かを学修します。疾患ごとの徴候症状、栄養アセスメント・栄養ケアプラン作成と栄養食事管理の方法、実施する際の要点、モニタリングの方法について学び、患者のQOLを損なわない食事について考えます。

管理栄養士のための化学

管理栄養士として備えるべき専門的領域と関連させながら学修していきます。医療で重要な化学(特に有機化学)や、生体で利用される主な有機化合物(低分子および高分子)の構造を学びます。有機化合物の分解・合成、酸塩基平衡を中心とした生体内化学反応の基礎を、酵素の性質とともに学んでいきます。

教職課程

本学の教職課程は、「まごごろと思いやり」の心を持ち、学校における食育をとおして社会に貢献できる教員を養成することを目指しています。
「学校栄養指導論」では、栄養教諭として<食に関する指導>を行う学校現場のさまざまな場面に合わせた教材研究と指導案作成について学びます。さらに、作成した指導案をもとに模擬授業を行って、互いに評価し合い指導法の改良を考察します。皆で協力しながら4年生の教育実習に備えます。