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幕張ヒューマンケア学部


大坪 茂



職位 教授
学位 博士(医学)
東京女子医科大学
担当科目 大学入門講座、医学概論、基礎医学実習、血液浄化療法学、臨床医学総論、臨床医学II(管理栄養)、内科学 (理学療法)、卒業研究
専門分野 血液浄化療法


研究実績

研究課題 血液透析患者における新型コロナウイルス感染症
間歇補充型血液透析濾過 (I-HDF)
血液透析患者における肺エコー
主な研究業績 【著書】
1. 大坪 茂:【イラストでわかる 腎臓・透析療法・透析患者の体】(第3章)透析患者の体の変化 維持透析患者によくみられる変化 体がかゆくなるイラストでわかる 腎臓・透析療法・透析患者の体. 透析ケア冬季増刊 メディカ出版, 大阪, 2021, 441-8.
2. 大坪 茂:【高くても低くてもいけないのはなぜ? トコトン図解で透析患者の血圧を科学する!】低血圧と関連症状を予防・治療・ケアする! 低血圧と関連症状の予防方法 透析条件の見直し. 透析ケア 26 メディカ出版, 大阪, 2020, 919-21.
3. 大坪 茂:【透析室の感染症へどう対応するか】腎臓病患者の発熱に対する感染症の重要性. 臨床透析 34 日本メディカルセンター, 東京, 2018, 573-7.
4. 大坪 茂:【"なぜ?""なに?"がサクッとわかる!新人スタッフのための血液透析患者の体のふしぎQ&A40~病態生理編~】透析中・透析後の症状にまつわるQ&A 血液透析後に患者が疲れるのはなぜ?. 透析ケア 24 メディカ出版, 大阪, 2018, 413
5. 大坪 茂:【"なぜ?""なに?"がサクッとわかる!新人スタッフのための血液透析患者の体のふしぎQ&A40~病態生理編~】透析中・透析後の症状にまつわるQ&A 月曜日か火曜日に突然死する患者が多いのはどうして?. 透析ケア 24 メディカ出版, 大阪, 2018, 416
6. 大坪 茂:【"なぜ?""なに?"がサクッとわかる!新人スタッフのための血液透析患者の体のふしぎQ&A40~病態生理編~】透析中・透析後の症状にまつわるQ&A 月曜日か火曜日に突然死する患者が多いのはどうして?, 透析ケア 24 メディカ出版, 大阪, 2018, 425
7. 柴田 猛, 大坪 由里子, 大坪 茂: 透析液原液水素還元装置の開発 水素還元透析液の有用性, 腎と透析 79巻別冊 東京医学社, 東京, 2015, 159-62
8. 大坪 茂:「透析患者に対する薬の使い方 疾患別・病態別[感染症] 神経系感染症」, 腎疾患治療薬マニュアル2013-14 東京医学社, 東京, 2013, 553-5
9. 大坪 茂:【腎と妊娠】血液透析患者の妊娠管理, 腎と透析 71 東京医学社, 東京, 2011, 751-5
10. 大坪 茂, 新田 孝作, 二瓶 宏:「間質・尿細管 腎間質における肥満細胞の意義」, Annual Review腎臓2004 中外医学社, 東京, 2004, 92-7

【学術論文】
1. Otsubo S, Wakabayashi S, Aoyama Y, Kinoshita K, Minami M, Ohsima Y, et al.
Characteristics of hemodialysis patient with critical COVID-19. Ther Apher Dial. 2021 Online ahead of print.
2. ⼤坪茂, 他:抗体カクテル療法を施⾏した SARS-CoV-2 感染⾎液透析患者の⼀例. 透析医会雑誌 36:504-507, 2021.
3. 大坪茂, 他:血液透析患者の新型コロナウイルス感染症の特徴. 透析会誌 54: 441-448, 2021.
4. Aoyama Y, Kajimoto K, Hori M, Shigeru Otsubo S, Nitta K. Predicting factors of intradialytic hypotension in the last half of hemodialysis therapy. Renal Replacement Therapy. 2021;7:18.
5. Otsubo S, Aoyama Y, Kinoshita K, Goto T, Otsubo Y, Kamano D, et al. Prolonged shedding of SARS-CoV-2 in COVID-19 infected hemodialysis patients. Ther Apher Dial. 2021;25(3):356-8.
6. Otsubo S, Eguchi K, Mineshima M, Tsuchiya K, Nitta K. Relationship between Dose of Bolus Dialysate Infusion and Blood Pressure in Intermittent Infusion Hemodiafiltration. Blood Purif. 2020;48(Suppl 1): 27-32.
7. Kawachi K, Kajimoto K, Otsubo S, Nitta K. Associations between pulmonary congestion on chest ultrasound and survival in hemodialysis patients. Renal Replacement Therapy. 2019;5: 27.
8. Otsubo S, Nitta, K. Efficiency of a novel dialysate reduction system in which hydrogen gas is dissolved in an acid concentrate. Tohto College of Health Sciences bulletin. 2018;8(1):23-9.
9. Amemiya N, Otsubo S, Iwasa Y, Onuki T, Nitta K. Association between high-molecular-weight adiponectin and bone mineral density in hemodialysis patients. Clin Exp Nephrol. 2013;17(3):411-5
10. Otsubo S, Kitamura M, Wakaume T, Yajima A, Ishihara M, Takasaki M, et al. Association of peripheral artery disease and long-term mortality in hemodialysis patients. Int Urol Nephrol. 2012;44(2), 569-73.
11. Ishihara M, Otsubo S, Kimata N, Akiba T, Nitta K. Characteristics of body composition and nutritional status in patients receiving hemodialysis therapy for more than 30 years. Blood Purif. 2010;30(3):161-5.
12. Asamiya Y, Otsubo S, Matsuda Y, Kimata N, Kiuchi K, Miwa N, Uchida K, et al. The importance of low blood urea nitrogen levels in pregnant patients undergoing hemodialysis to optimize birth weight and gestational age. Kidney Int. 2009;75(11):1217-22
13. Otsubo S, Kimata N, Okutsu I, Oshikawa K, Ueda S, Sugimoto H, et al. Characteristics of dialysis-related amyloidosis in patients on haemodialysis therapy for more than 30 years. Nephrol Dial Transplant. 2009;24(5), 1593-8.
14. Iwasa Y, Otsubo S, Sugi O, Sato K, Asamiya Y, Eguchi A, et al. Patterns in the prevalence of hepatitis C virus infection at the start of hemodialysis in Japan. Clin Exp Nephrol. 2008;12(1):53-7.
15. Takahashi M, Otsubo S, Uchida K, Yumura W, Nitta K. Association between serum adiponectin levels and arteriolosclerosis in IgA nephropathy patients. Intern Med. 2007;46(8):453-9
16. Otsubo S, Iida A, Nitta K, Tanaka T, Yamada R, Ohnishi Y, et al. Association of a single-nucleotide polymorphism in the immunoglobulin mu-binding protein 2 gene with immunoglobulin A nephropathy. J Hum Genet. 2005;50(1):30-5.
17. Otsubo S, Tanabe K, Shinmura H, Ishikawa N, Tokumoto T, Hattori M, et al. Effect of post-transplant double filtration plasmapheresis on recurrent focal and segmental glomerulosclerosis in renal transplant recipients. Ther Apher Dial. 2004;8(4):299-304.
18. Otsubo S, Nitta K, Uchida K, Yumura W, Nihei H. Mast cells and tubulointerstitial fibrosis in patients with ANCA-associated glomerulonephritis. Clin Exp Nephrol. 2003;7(1):41-7.
19. Otsubo S, Nitta K, Tanabe K, Toma H, Ito K, Yamaguchi Y, et al. Maximal glomerular size as a predictor of recurrence in renal allograft recipients with focal segmental glomerulosclerosis. Nephron. 2000;84(4):376-8.
20. Otsubo S, Tanabe K, Tokumoto T, Ishikawa N, Shinmura H, Oshima T, et al. Long-term outcome in renal transplant recipients with focal and segmental glomerulosclerosis. Transplant Proc. 1999;31(7), 2860-2.

                   研究概要

 腎不全が進行すると、透析療法が必要となります。透析療法には血液透析と腹膜透析の2種類の方法があります。2020年末の慢性透析療法を受けている患者総数は347,671人であり、人口の約0.28%に該当します。そのうち97%と大多数の患者さんは血液透析を受けています。東都大学の関連施設の多くは、血液透析療法に携わっています。その中の三軒茶屋病院は、その前身のクリニック時代の1970年より都内の民間医療機関として初の透析療法を開始しました。その後、日本の透析患者さんで初の妊娠出産も経験しています。また、新型コロナウイルス感染症に対しても東京都での一般民間病院の第一号として2020年4月に受け入れを開始しました。血液透析の装置も新型コロナウイルス感染病棟に配置し、感染した透析患者さんも受け入れています。そうした背景のもと、血液透析療法の諸問題に取り組み、その経験を研究、発表しています。
主な研究テーマ
血液透析患者における新型コロナウイルス感染症 (学術論文番号 1, 2, 3, 4, 5)
間歇補充型血液透析濾過 (I-HDF)(学術論文番号 6)

所属学会

日本内科学、日本透析医学会 (評議員)、日本腎臓学会

メッセージ

本学で学ぶ学生の皆さんへ
医療、福祉の分野を志す皆様と出会えてうれしく思います。そんな皆様にアートという言葉を紹介したいと思います。アートというと、技術や芸術を思うかべると思います。しかし、もともとはアートには医術という意味が込められていました。古代のアートは、病む人が対象で、癒しの技、あたたかなケア、命の質を大切にしていました。それが、科学の進歩によって、ともすると画像や採血などの検査結果が重要視されるようになってきています。そうした中、我が国は団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達するという、人類が経験したことのない『超・超高齢社会』、『多死社会』を迎えます。そこで、今一度古代よりのアート、癒しの技、暖かなケアが求められています。「医はサイエンスによって支えられたアートである」という言葉があります。皆様方には、プロフェッショナルとしての知識はもちろんですが、患者さんに寄り添った、古代よりのアートの心を学び、卒業しても大切にして頂ければ嬉しいです。
臨床工学技士を目指す方、興味がある皆さんへ
医療は患者様を取り巻く多職種のチームワークが重要です。この医療テクノロジー学科では臨床工学士や医療情報技師を目指します。次々と新たな医療機器が開発され、臨床工学士の必要性は益々高まっています。新型コロナウイルスに対する治療の最後の砦とも呼ばれる人工肺(エクモ)も臨床工学士がいないと使用することができません。また、IT技術の進歩に伴い、病院情報システムも専門化が進み、医療情報技師の必要性も高まっています。皆様におかれましては、専門知識の習得と共に、患者さんや他の医療スタッフとの円滑なコミュニケーション力も磨き、将来日本の医療を支える一員になって頂ければ嬉しいです。

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