保健師課程

保健師課程とは

保健師課程は、看護師国家試験受験資格に加え、
「保健師」国家試験受験資格を取得するためのコースです。

保健師の仕事とは

保健師の仕事は、行政保健師(公務員として保健行政に従事)、産業保健師(企業の産業保健スタッフとして勤務)、学校保健師(養護教諭などとして従事)などがあります。行政機関などでは、住民への健康づくりサービスだけでなく、新型コロナウイルス等の感染症対策、児童虐待や子育て支援等に取り組んでいます。

取得可能な資格

保健師国家試験受験資格
保健師は、人々の健康を「予防」の視点から守る専門職です。行政保健師は地域住民への保健指導を、産業保健師は働く人の健康管理を、学校保健師は子どもの成長支援を担います。
養護教諭二種免許(保健師資格取得後申請)
養護教諭はいわゆる「保健室の先生」です。児童・生徒の健康を守り、学校におけるこどもたちの学びと成長を支える教育職です。学校の保健室などに常駐し、学校内における在学生の怪我・疾病等の応急処置、健康診断等を行います。また、深刻化している校内でのいじめや不登校、薬物乱用、性に関する問題などに対処することもある大変やりがいのある仕事です。
衛生管理者第一種免許(保健師資格取得後申請)
職場における労働者の健康障害を防止する法律で決められた国家資格です。主な業務は、健康異常者の発見・処置、安全衛生教育、健康診断の企画立案などです。

国家試験合格率

2024年度

91.2%

合格者11人

受験者12人

保健師課程の学び

公衆衛生看護学演習

地域住民への対人支援技術を習得します。具体的には、健康相談、健康教育、家庭訪問の展開方法を、個人、家族、集団を対象として学びます。3年時の演習を通して、地域に貢献できる保健師を目指します。

公衆衛生看護活動展開論

本科目では、対象の特徴に応じた健康相談、家庭訪問、健康教育、健康診査について学習します。地域における個人、集団、組織のニーズにあわせた活動展開について理解し、それに必要な知識を習得し、技術を養います。